続いて、乗算と除算です。
乗算は掛け算、除算は割り算です。
擬似言語では、掛け算に ×、割り算に ÷ を使います。
見た目は算数に近いですが、プログラムでは変数を使って計算することが多いです。 「何を何倍しているのか」「何を何で割っているのか」を意識しながら読んでいきましょう。
まずは、商品の合計金額を求める例です。
○main
整数型: price
整数型: count
整数型: total
price ← 80
count ← 6
total ← price × count
print(total)
出力は 480 です。
これは、1個80円の商品を6個買ったときの合計を求めています。
流れを追うと、こうなります。
price に80を入れるcount に6を入れるprice × count を計算するtotal に入れるtotal を表示する掛け算は、「同じ値を何回分かまとめる」と考えると読みやすいです。
次は、合計点から平均点を求めてみます。
○main
整数型: total
整数型: count
実数型: average
total ← 250
count ← 4
average ← total ÷ count
print(average)
出力は 62.5 です。
250 ÷ 4 の結果を average に入れています。
平均のように、小数になる可能性がある値は 実数型 として考えると自然です。
次のように total を変えて実行してみてください。
total ← 251
出力は 62.75 になります。
割り算では、整数同士を計算しても結果が小数になることがあります。 試験問題でも、平均、割合、単価などで割り算はよく出てきます。
式を見たら、まず日本語に直してみましょう。
price × count は「単価 × 個数」total ÷ count は「合計 ÷ 個数」このように読めると、問題文とプログラムがつながりやすくなります。