計算式では、括弧 () を使って先に計算する部分を指定できます。
これは算数と同じです。 括弧があるときは、まず括弧の中を計算します。
同じ数字を使っていても、括弧の位置が変わると答えが変わることがあります。 シミュレーターで比べてみましょう。
○main
整数型: answer
answer ← 2 + 3 × 4
print(answer)
出力は 14 です。
これは、掛け算が足し算より先に計算されるからです。
計算の流れは、次のようになります。
3 × 4 を計算する2 + 12 を計算する左から順番に 2 + 3 を先に計算するわけではない点に注意しましょう。
次は、括弧を付けてみます。
○main
整数型: answer
answer ← (2 + 3) × 4
print(answer)
出力は 20 です。
今度は、括弧の中にある 2 + 3 が先に計算されます。
(2 + 3) を計算する5 × 4 を計算する同じ 2、3、4 を使っていても、括弧の位置で結果が変わりました。
括弧は、計算の順番を変えるだけでなく、式を読みやすくするためにも使えます。
○main
整数型: price
整数型: count
整数型: tax
整数型: total
price ← 100
count ← 3
tax ← 30
total ← (price × count) + tax
print(total)
出力は 330 です。
(price × count) と書くことで、まず商品代金を計算して、あとから税などを足していると分かりやすくなります。
式が長くなったら、最初に括弧を探しましょう。 括弧の中を先に計算する。この習慣があるだけで、プログラムはかなり読みやすくなります。