プログラムを読むとき、最初から全体を理解しようとすると大変です。
長い文章を読むときと同じで、まずは一文ずつ追えば大丈夫です。
ここでは、擬似言語のプログラムを1行ずつ読む練習をしていきましょう! 基本情報技術者試験の問題でも、いきなり答えを探すより、処理の流れを順番に追うことが大切です。
基本的に、プログラムは上から下へ順番に実行されます。 右のシミュレーターで、次のコードを動かしてみてください。
○main
整数型: x
整数型: y
x ← 5
y ← x + 2
print(y)
出力は 7 です。x に5を入れ、その x に2を足した結果を y に入れています。
読むときは、頭の中だけでがんばらず、変数の値をメモするのがおすすめです。
次のように見ていくと、流れを追いやすくなります。
mainとする x という数字が入る箱を用意y という数字が入る箱を用意x に5を入れるy に x + 2の計算結果( 5 + 2 の結果)を入れるprint(y) で7を表示するこの変数の変化を追う作業をトレースと呼びます。

トレースは、プログラムが動くたびに変数がどう変わるかを追いかけることです。 慣れるまでは少し面倒に感じるかもしれません。
しかし、慣れてくると、資格試験ではかなり強い武器になります。
擬似言語の問題では、変数の値が途中で変わったり、条件によって実行される行が変わったりします。 そのため、今この時点で、変数に何が入っているかを確認しながら読むことが大切です。
最初から長いアルゴリズムを読もうとしなくても大丈夫です。 まずは、今回のような短い擬似言語をシミュレーターで実行しながら、1行ずつ追っていきましょう。
読む、値をメモする、実行して確認する。
このくり返しで、擬似言語の読み方に少しずつ慣れていきます。
次の教材では、擬似言語の中身の解説を行っていきます!