基本情報に落ちたら次はいつ受けられる?再受験の進め方を解説

公開日: 2026-09-21

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基本情報技術者試験を受けたものの、科目Aまたは科目Bが基準点に届かなかった。そんなときにまず気になるのが、「次はいつ受験できるのか」という点ではないでしょうか。

通常の再受験ルールでは、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降を、次の受験日として指定できます。 ただし、2026年は試験システムの更新に伴い、12月28日以降に試験が一時休止する予定です。ルール上の再受験可能日が来ても、その日に試験を実施しているとは限りません。

この記事では、再受験までの日数の数え方、再申込みのタイミング、2026年末の注意点と、科目別の立て直し方を整理します。

重要:2026年10月30日時点の情報です。 試験の休止・再開時期や予約枠は変更される可能性があります。申し込む前に、必ずIPAの最新のお知らせと申込画面で確認してください。

基本情報の再受験はいつから?「30日を超えた日」の意味

IPAのリテイクポリシーでは、再申込時に選択できる受験日は、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降です。

少し分かりにくい表現ですが、日付で考えると整理できます。受験日の翌日を1日目として数え、その30日目が過ぎた翌日から再受験できるという意味です。

日付の例:10月30日に受験した場合

日付 考え方
2026年10月30日 前回の受験日
2026年10月31日 起算日(1日目)
2026年11月29日 起算日から30日目
2026年11月30日 再受験日に指定できる最も早い日(通常ルール)

覚え方としては、カレンダー上で前回の受験日に31日を加えた日が通常ルール上の最短日です。ただし、試験会場の空席や実施日、特例的な休止期間によって、実際に選べる日はさらに後になることがあります。

再受験の申込み自体は30日待つ必要がある?

申込み可能になるタイミングと、実際に受けられる日は別です。

IPAによると、申込済み試験の終了時刻を過ぎると再申込みが可能になります。ただし、システム処理の都合で、申込み可能になるまで数時間から1日程度かかる場合があります。

再申込みを早めに進められても、選択できる受験日には上記のリテイクポリシーが適用されます。希望日の席が確保できるとは限らないため、申込画面で実際の予約可能日を確認してください。

前回の試験を欠席した場合は?

IPAの案内では、申し込んだ試験を受験せずに欠席した場合、上記のリテイクポリシーは適用されません。 ただし、欠席した人が自動的に無料で再受験できるという意味ではありません。再申込みに必要な手続きや手数料は、公式の案内で確認する必要があります。

参照:IPA「リテイクポリシーの公開」

2026年に再受験する人は12月28日以降の休止に注意

2026年の再受験で特に注意したいのが、試験実施の一時休止です。IPAは、CBT試験システムの更新に伴い、2026年12月28日以降の試験休止を予定していると案内しています。2026年10月30日時点で、再開時期は確定していません。

2026年9月1日以降の基本情報技術者試験の申込みでは、選択できる試験開催日は原則として2026年12月27日までとされています。会場によっては、それより早く試験が終了する場合もあります。

年末の受験日と再受験可能日の例

前回の受験日 通常ルール上の最短再受験日 2026年内の再受験について
2026年10月30日 2026年11月30日 予約枠があれば可能性あり
2026年11月20日 2026年12月21日 予約枠があれば可能性あり
2026年11月26日 2026年12月27日 会場で当日まで実施されていれば可能性あり
2026年11月27日 2026年12月28日 休止予定日と重なるため、年内の再受験は見込めない

上表は「前回の受験日+31日」を基にした日付計算の例です。再受験できる予約枠の存在を保証するものではありません。

例えば、11月27日に受験した場合、リテイクポリシー上の最短日は12月28日です。しかし、その日はIPAが公表している休止予定の開始日と重なります。「31日後だから申し込める」と考えて、年内の再受験を前提に予定を立てるのは危険です。

最新情報:IPA:2026年5月以降のCBT試験実施・休止について

再受験の申込み方法と気を付けること

基本情報技術者試験は、IPAが案内する申込受付システムから受験日時と会場を選択します。通常の申込みと同様、必要な入力と支払い手続きを行います。

再受験を考える際は、次の順番で確認すると混乱しにくくなります。

  1. 前回の受験日を確認する。 「翌日から起算して30日を超えた日」のルールで最短日を計算します。
  2. IPAのお知らせを確認する。 試験休止、受付期間、会場ごとの開催状況を把握します。
  3. 申込画面で選べる日を確認する。 計算上の最短日でも、空席がない場合があります。
  4. 受験手数料・変更条件を確認する。 再受験は新たな申込みです。費用や変更・取消条件は申込時の公式案内を確認してください。
  5. 学習計画を立てる。 日程だけを決めず、弱点を改善するための演習時間も確保します。

詳しい操作の流れは、基本情報技術者試験の申し込み方法も参考になります。ただし、申し込み期限などは更新される場合があるので、IPAの案内を優先してください。

再受験に向けて、まず科目Aと科目Bのどちらを見直す?

基本情報技術者試験は、科目Aと科目Bの両方で科目評価点600点以上が必要です。科目ごとに弱点が異なるので、同じ参考書を最初からやり直す前に、成績をもとに学習方針を分けましょう。

状況 優先して見直すこと 学習方法の例
科目Aが基準点未満 用語・仕組みの理解に抜けがないか 分野ごとに問題演習→間違いの理由を復習
科目Bが基準点未満 記法、トレース、処理の目的、時間配分 短い擬似言語からやり直し→初見問題へ
両方が基準点未満 学習時間の配分と基礎知識の定着 学習範囲を分け、日ごとに両科目を復習

注意:この記事の計画は学習方法の提案であって、個別の合格を保証するものではありません。また、得点の表示や正式な結果確認方法についてはIPAの案内に従ってください。

科目Bで落ちた人が優先すべき3つの確認

  1. 文法を読めるか:←と=、if、while、配列の添字の意味が分かるか。
  2. 途中の値を追えるか:ループの各回で変数・配列がどう変わるか表にできるか。
  3. 問題の時間配分は適切か:1問に時間を使い過ぎて最後まで到達できなかったか。

科目Bの対策では、「知っているアルゴリズムを増やす」だけでなく、書かれた処理を自分の手で正しく追跡できるかが重要です。

関連:科目Bの勉強法・4ステップ解説

科目Bの立て直しに使えるミニ演習

次の擬似言語が何を表示するか考えてみましょう。変数の値を頭の中だけで覚えず、表に書いてください。

整数型: i, total
total ← 0
for (i を 1 から 4 まで 1 ずつ増やす)
    if (i mod 2 = 0)
        total ← total + i
    endif
endfor
total を表示する

iは1、2、3、4と変化します。i mod 2 = 0を満たすのは偶数の2と4です。

i 条件の結果 total
1 偽 0
2 真 2
3 偽 2
4 真 6

したがって出力は6です。

途中でつまずいた場合は、どの部分が分からなかったかを確認しましょう。modが分からなければ計算式、ifが分からなければ条件分岐、totalの変化が分からなければトレースから復習します。

【復習するしよう!】Giji Academy「計算式を読む」では、modや計算の優先順位を確認できます。

【トレースを重点的に練習する】:Giji Academy「トレース表の使い方」は有料会員向けの講座です。値の更新を行ごとに確認する練習に向いています。

30日間の学習期間をどう使う?再受験対策の例

再受験までに30日程度確保できる場合は、「何となく問題を解き続ける」のではなく、週ごとの目標を決めると復習が進めやすくなります。以下は科目Bの学び直しを中心とした一例です。

期間 やること 確認したい状態
1〜7日目 前回の失点原因の整理、文法の復習 どこで間違えるか言葉で説明できる
8〜14日目 変数・配列・繰返しのトレース 短いコードを自力で追える
15〜21日目 集計・探索・ソート、情報セキュリティ 標準問題でミスの原因を記録できる
22〜26日目 初見問題、IPAのサンプル問題・公開問題 解答に必要な時間と苦手分野が分かる
27〜30日目 苦手分野の復習、時間を測った演習 解く順番と見直し方針が決まっている

この「30日」はあくまで学習スケジュールの例であり、再受験可能日を保証するものではありません。2026年末の休止予定をまたぐ場合は、実際の予約日程に合わせて計画を調整してください。

直前に同じ問題だけ繰り返さない

一度解いた問題は、選択肢や数値を覚えてしまいがちです。「説明を読めば分かる」段階から抜け出すには、初見問題や条件を変えた例題も使って、自分でトレースできるか確かめましょう。

Giji Academyには、無料の入門練習問題のほか、有料会員向けの基礎・中級・過去問レベルのオリジナル演習があります。間違えた問題の復習機能も有料会員向けです。現在の理解度に合った範囲を選んでください。

よくある質問

Q. 不合格になったらすぐに再申込みできますか?

試験の終了後、システム処理を経て再申込みできるようになります。ただし、次の受験日は前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降である必要があります。

Q. 受験回数に上限はありますか?

確認したIPAのリテイクポリシーは、受験日間隔の条件を示しています。この記事では受験回数の具体的な上限について断定せず、申込時点の公式ルールを確認することをおすすめします。

Q. 2026年11月末に不合格だったら年内に再受験できますか?

受験日によります。例えば11月27日受験なら通常ルール上の最短再受験日は12月28日であり、予定されている休止開始日に重なります。年内の再受験ができると期待して申し込まないよう注意してください。

Q. 科目Bだけに絞って再受験できますか?

通常の基本情報技術者試験は科目A・Bを受験する試験です。「科目Bに落ちたので、次は科目Bだけ受ければよい」とは考えないでください。 個別の受験条件や免除制度が関係する場合は、IPAの最新の案内を確認しましょう。

まとめ:再受験の日程は「31日後」と「休止予定」の両方を確認

基本情報技術者試験の再受験では、前回受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降を次の受験日として指定できます。申込みの開始タイミングと、実際に受けられる日が異なる点に注意しましょう。

また、2026年12月28日以降には試験の一時休止が予定されています。年内に再挑戦したい場合は、必ずIPAの最新情報と会場の予約状況を確認してください。

再受験までの時間は、焦って同じ教材を繰り返すより、どの問題で・なぜ間違えたかを整理するために使うのがおすすめです。科目Bが苦手なら、擬似言語の入門練習問題(無料)から、自分で処理を追えるか試してみましょう。

参考資料

擬似言語の基礎から応用まで学べる
Giji Academy

Giji Academyでは、擬似言語の基礎からアーキテクチャなどの応用的な内容まで幅広く学べます。
また、ブラウザ上で直接擬似言語コードを試すことができ、実践的なスキルを身につけることが可能です。

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